従来の金融業界の概念を打ち破る革新的な技術やサービスモデルが期待されるFinTech。その一方で、金融系スタートアップ企業がサイバー犯罪の標的になったり、内部からの情報漏えいが発覚したりして、事業自体の存続が危うくなるようなケースも起きている。本企画では、新たな金融サービスモデルが抱えるサイバーセキュリティから見たリスク・課題点およびそれを解決するための組織的対策や技術的対策を紹介する。

デロイト トーマツ リスクサービス
サイバー リスク サービス シニアマネジャー
笹原 英司
宮崎県出身、千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了(博士(医薬学))。デジタルマーケティング全般(B2B/B2C)および健康医療/介護福祉/ライフサイエンス業界のガバナンス/リスク/コンプライアンス関連調査研究/コンサルティング実績を有し、クラウドセキュリティアライアンス、在日米国商工会議所などで、スタートアップ企業に対するメンター活動を行っている。