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 仕事をする上で欠かせない敬語。新入社員研修でも扱われる基本的な事柄ですが、実際には敬語の使い方に自信がないビジネスパーソンは少なくありません。

 今回は、敬語の使い方に悩む30代からの相談を取り上げます。回答するのは、SEをはじめ技術の現場で働く人を対象に文章作成の指導をしている豊田倫子氏です。

相談:敬語の使い方、恥ずかしくていまさら聞けない
 私は30代前半、IT企業のヘルプデスクでお客さまとやりとりするようになって半年がたちました。顧客向けのメールでは、お客さまに失礼にならないように気を配っています。しかし、敬語について悩むことがよくあります。
 この表現で合っているのか自分では自信がないのですが、社歴も長くなっているのでいまさら同僚にも恥ずかしくて聞けません。分からないときはその都度ネットで調べています。
 しかしネット上にはいろいろな意見があり、どれが本当なのか、正しい使い方なのかよく分かりません。先日も「行く」についてネットで調べたら、「行かれる」と「いらっしゃる」がありました。
 「行かれる」はあまり使わないほうがいいと聞いたことがあるのですが、それがどうしてか理由が分かりません。