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 日本ディープラーニング協会が実施する資格試験、「G検定」。エンジニア向けではなく、機械学習を事業応用するための知識を問うものとされるが、どの程度の難易度なのか。どのように勉強したらよいのか。ある国内企業に勤務する会社員が、機械学習に関する知識が皆無の状態から同試験を受験するまでの体験記を4回にわたって掲載する。(日経 xTECH編集)

 ディープラーニングに関する資格試験がある。それを知人から聞いたのは、2019年2月の節分を過ぎたころだった。

 実施するのは、日本ディープラーニング協会(JDLA)。ディープラーニングの第一人者の1人、東京大学大学院工学系研究科の松尾豊教授が理事長を務める団体だ。合格者は、当時約3700人。2020年には10万人を目指すという。

 一体、どんな試験なのだろう? 知り合いからこの試験の名称を聞き、筆者は興味を引かれた。しかも試験日は3月9日と、あと約1カ月しかない。もし受けるなら、急いで準備をしなくてはならない。

 筆者は、国内企業でマネジャーを務めている。大学時代は理系の専攻だったが、エンジニアではない。社会人になってからはずっと、事業企画やマーケティングを手掛けてきた。

 現在は、AI(人工知能)を活用した事業企画を率いている。業務の中で、専門知識を身につける必要性を感じていた。もちろん筆者自身がAIのプログラムを開発するわけではないが、一定の知識がなくては良い企画もできないはずだ。