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 当社が納入したシステムの応答が遅くなったことから改善を求められています。原因探索のために調査を行いました。

 以下の調査結果から、パフォーマンス低下の原因はDBにあると考えられます。まず、ブラウザーの開発ツールで処理速度を計測し異常がないことを確認しました。また、アプリケーションサーバー上のプロセスには性能が低下しているものはありませんでした。続いてDBサーバーを調査したところ、CPU負荷の高いSQLが見つかりました。

 以上のことから、性能改善のためにDBのパフォーマンスチューニングを行うことを提案します。

 図2は、このテキスト中に表現されている論理構造を示したものだ。論理構造は、根拠によって結論が支持されている構造のこと。ロジカルシンキングでは、結論があることを「So what?がある」、根拠があることを「Why so?がある」と表現する。この構造を多段に組み立てたものをピラミッドストラクチャーと呼ぶ。

図2●論理構造とピラミッドストラクチャー
図2●論理構造とピラミッドストラクチャー
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 図1と図2を比較すると、全体に似ているが違っているところがある。「問題を解決するには原因を解消すればよい」という要素は、ピラミッドストラクチャーにはあるが文書アウトラインにはない。緻密に論理を組み立てるには、こうした前提となる原理を意識することが大切である。逆に背景や目的についての記述は、文書アウトラインにはあるがピラミッドストラクチャーにはない。