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 この3層論理構造を、さらに文章の流れとして組み立てていけばよい。今回の例では業務の流れも構造として分析しているので、その内容はそれぞれの説明を理解するのに必要なコンテキストとして補足していく。

 コンテキストは、文章を組み立てるときに最初に示す。記述する必要があるのは、「課題意識」「用語定義」「背景情報」の3種類だ。このうち特に重要なのは、何を課題と考えているのかについての情報である。用語定義と背景情報は、課題意識を伝えるのに必要な情報を補足する形で記述していけばよい。

 こうやって、図1の例文を組み立て直した文章を図5に示す。なお、文の先頭にある①~⑨の番号は図2と図3の論理構造との対応を示すもので、実際の文章には必要ない。

図5●修正後の文章
図5●修正後の文章
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