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 ロジカルシンキングを基礎とする資料作成の手法である「ストラテジックライティング」の連載はこれで最後になる。今回はこれまでの総まとめとして、分析からドキュメント骨子作成までの流れを解説する。

 本連載では様々な情報の構造と使い方を紹介してきた。論理を組み立てるピラミッドストラクチャー、目的を手段に展開するゴールツリー、問題の原因を探索する因果ネットワーク、などのツリー構造、さらに図表が表現するツリー以外の構造について紹介した。これらを整理してドキュメントの構造を組み立てることで、ロジカルで読み手にとって納得感の高い資料を作成できる。

一連の手順を1枚のシートに

 ドキュメント作成までの一連の手順を標準的な流れで進められるようにした「課題解決検討シート」を図1に示す。このシートはひな型であり、利用者や利用場面に応じて調整して使用する。シートの構造は、図2に示す基本構造を組み合わせて作られている。

図1●課題解決検討シート
図1●課題解決検討シート
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図2●課題解決検討シートを構成する基本構造
図2●課題解決検討シートを構成する基本構造
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