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 自社でクラウド導入を進める際、頭を悩ますポイントが「どのサービスを採用すべきか」だろう。今回は、主要なクラウドサービスの種類や特徴を整理する。

 取り上げるのは、米アマゾン・ドット・コムの「Amazon Web Services(AWS)」、米マイクロソフトの「Microsoft Azure」、米グーグルの「Google Cloud Platform(GCP)」の3つ。クラウドサービスは多くのITベンダーが提供しているが、この3種類は特に広く使われている。

 国内でもユーザーが多い。日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の「企業IT動向調査2019」では、国内企業が活用中のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)のトップ3を占めている(図1)。

図1●国内企業の、サービスごとのIaaS活用率
図1●国内企業の、サービスごとのIaaS活用率
(出所:日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査2019」)
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 この3つのサービスは類似の機能を提供しているが、それぞれに特徴がある。順に見ていこう。