PCを使った提携作業を自動化する「RPA」。オフィスの人手不足を解消し、働き方改革の土台を作る即効薬と期待されている。効果を引き出すための基礎から、導入・活用までのポイントを解説する。

連載
ゼロから分かるRPA
目次
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第7回 確認クイズ
「ゼロから分かるRPA」理解度チェッククイズです。本文中に書かれている内容から出題します。不正解の問題があったら、問題文の末尾に書かれている講座をもう一度読み直して確認してください。
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第1回 RPAが注目される理由
オフィスの人手不足解消策
PCでの事務作業を「ソフトウエアロボット」で自動化するRPA。国内で注目を浴びる背景には、働き方改革やAIブームがある。
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第2回 RPAツールの仕組み
「目」「脳」「手」の要素で構成
RPAの役割はデータ入力など人間の作業を代替すること。RPAツールの技術要素は、「人間でいうと何に当たるか」で捉えると理解しやすい。
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第3回 RPAツールの主要製品
特性を知れば選びやすくなる
RPAツールには多くの種類がある。2つの軸に基づいて分類した上で、代表的な5製品の内容を見ていく。
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第4回 金融機関でのRPA導入事例
先行して導入、作業時間が10分の1に
RPAを先行して導入したのは金融機関だ。事務コストをより削減したいというニーズに合致した。多くは手応えをつかみ、全社展開に向けて取り組みを進めている。
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第5回 購買、財務・経理、人事での導入事例
注文処理や請求書処理などを自動化
RPAは、購買から財務・経理、人事まで様々な分野で効果を発揮する。先行する金融機関よりも導入ペースが速まる可能性もある。
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第6回 営業、顧管管理、システム運用での導入事例
受付や収納業務、ログ管理などで効果
RPAは営業や顧客管理でも使われ始めている。ログの収集・管理といったシステム運用でも効果を発揮している。