全2891文字
PR

論理演算の種類と真理値表

 演算とは、データに何らかの加工を施して、その結果の値を得ることです。四則演算なら、加算結果、減算結果、乗算結果、除算結果が得られます。例えば、5+3という加算の演算結果は8になります。これは論理演算も同様です。データを演算して、その結果を得ます。例えば、1 AND 1という論理演算の結果は1になります。

 よく使われる論理演算には、「AND演算」「OR演算」「XOR演算」「NOT演算」の4種類があります。論理演算と四則演算の大きな違いは、論理演算が2進数の1けた(=1ビット)を対象としていることと、演算結果が決してけた上がりしないことです。コンピューターは、内部的にすべてのデータを2進数で取り扱っています。だからこそ、コンピューターの世界では論理演算が重要なのです。

 論理演算は、2進数の1けたを対象として演算結果がけた上がりしないのですから、0または1だけを演算し、その結果も0または1のいずれかになります。4種類の論理演算の演算結果を表1~表4に示しておきます。

 2進数の0が偽(ぎ=ウソ)を表し、1が真(しん=ホント)を表していると考えれば、論理演算は真偽を演算するものとみなせるので、論理演算の結果を表す表のことを「真理値表(しんりちひょう)」とも呼びます。ここでは、演算される0または1という値をaとbという変数で示しています。

表1●AND演算の真理値表
表1●AND演算の真理値表
表2●OR演算の真理値表
表2●OR演算の真理値表
表3●XOR演算の真理値表
表3●XOR演算の真理値表
表4●NOT演算の真理値表
表4●NOT演算の真理値表