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真理値表の覚え方は簡単

 論理演算の真理値表は丸暗記する必要ありません。演算の意味が理解できれば、すぐに覚えられるからです。順番に説明しますので、真理値表と見比べながら納得してください。

 AND演算(アンドえんざん)の機能は、英語のANDの意味そのものです。ANDを「かつ」と訳してください。1と1のAND演算結果だけが1になります。すなわち演算する2つの値の両方が1(真)なら演算結果が1(真)になるのです。「aが真かつbが真なら結果は真」というわけです。2進数では1でなければ0ですから、その他の演算結果は0になります。AND演算のことを「論理積(ろんりせき)」とも呼びます。

 OR演算(オアえんざん)の機能も、英語のORそのものです。ORを「または」と訳してください。演算する2つの値のどちらか一方が1(真)なら演算結果が1(真)になります。「aが真またはbが真なら結果は真」というわけです。OR演算のことを「論理和」とも呼びます。

 XOR演算(エックスオアえんざん)は、eXclusive ORという言葉の略称で、「排他的論理和(はいたてきろんりわ)」とも呼ばれます。これは、OR演算に似ているが排他的である、すなわち他を排除するという意味です。OR演算の真理値表とXOR演算の真理値表を比べて見ると、1と1の演算結果だけが異なっています。これが排他的ということです。演算する値が同じなら(1と1、または0と0)、演算結果は0になります。「同じはイヤだから結果を0(偽)にしちゃうよ」というイメージです。

 NOT演算(ノットえんざん)は、単項演算(たんこうえんざん)です。単項演算とは、1つの値に対して演算を行うものです。AND演算、OR演算、XOR演算は2つの値に対して演算を行いましたが、NOT演算は1つの値を反転する演算を行います。反転するとは、0なら1に、1なら0にすることです。2進数は0と1しかないのですから、0の反転は1で、1の反転は0です。NOT演算のことを「論理否定(ろんりひてい)」とも呼びます。

 これで、4種類の論理演算の種類と演算結果を覚えられたでしょう。思ったより簡単だったはずです。くどいようですが、真理値表を丸暗記する必要などありません。論理演算の意味を覚えてください。