複数けたの論理演算
複数けたの2進数で論理演算を行うこともできます。ただし、論理演算はけた上がりをしないのですから、複数けたの論理演算とは、1ビットごとの論理演算を複数同時に行っているのに過ぎません。したがって、対応するけた同士で論理演算を行えばよいのです。図1に8ビット(8けたの2進数)でAND演算を行う例を示します。
ほとんどのコンピューターは、8ビットをデータの基本単位としています。したがって、もしも1ビットのデータを論理演算したい場合でも、上位けたに0を詰めて8ビット(またはそれ以上)にする必要があります。例えば、1と0のAND演算を行いたいなら、00000001と00000000のAND演算を行い、その下位1けただけを見ることになります。