2で桁上がりするから2進数
2進数も10進数と同じように考えることができます。10進数が10で桁上がりするのに対して、2進数では2で桁上がりします。そして、2進数では、0と1だけで数値を表します。つまり、
0、1、10
のように、1まで数えると桁上がりして10になります。10を「じゅう」と読んだのでは、10進数の10と区別ができないので、2進数の10は「いち・ぜろ」と読みます。2進数の100なら「いち・ぜろ・ぜろ」です。2進数で0~100まで数えてみましょう。1の次が10に桁上がりし、11の次が100に桁上がりすることに注意してください。
0、1、10、11、100
0と1だけの2進数でも、10進数と同様に、いくらでも数が数えられます。皆さんも図1を見ながら、「ぜろ」、「いち」、「いち・ぜろ」……と声を出して2進数で数を数えてみてください。10進数に比べて桁が多くなることにも注目してください。
