前回に続き、代表的なSQL文を見ていきましょう。
データの読み出し
個人情報テーブルから、個人IDが1234であるレコードの氏名と電話番号を読み出すSQL文を以下に示します。SELECTの後ろに読み出すフィールドをカンマで区切って指定し、FROMの後ろにテーブル名を指定します。WHEREの後ろには、条件を指定します。条件に一致するレコードが複数読み出されることもあります。
SELECT 氏名,電話番号 FROM 個人情報 WHERE 個人ID = 1234
データの更新
個人情報テーブルで、個人IDが1234であるレコードの電話番号を03-8888-9999に更新するSQL文を以下に示します。UPDATEの後ろにテーブル名を指定し、WHEREの後ろに更新の対象となるレコードの条件を指定します。更新するフィールドは、SETの後ろに「フィールド名 = 新しい値」という書式で指定します。
UPDATE 個人情報 SET 電話番号 = ’03-8888-9999’ WHERE 個人ID = 1234
データの削除
個人情報テーブルから、個人IDが1234であるレコードを削除するSQL文を以下に示します。FROMの後ろにテーブル名、WHEREの後ろに削除の対象となるレコードの条件を指定します。
DELETE FROM 個人情報 WHERE 個人ID = 1234