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 「IPランドスケープ」は、さまざまな経営課題に対する解決策を提示してくれる。今回は、IPランドスケープを使って将来の新製品を予測する事例を紹介しよう。

 IPランドスケープを使って予測を行うには、次の3つの目が必要である。「鳥の目」、「虫の目」、「魚の目」だ。すなわち、鳥の目で業界動向を俯瞰し、必要に応じて虫の目で特許公報を読み込むことにより技術を理解して、さらに魚の目を使って流れ(トレンド)を読んで、新製品を予測する。

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内視鏡の業界を俯瞰する

 まず鳥の目で内視鏡の業界を俯瞰していこう。内視鏡には大きく3つのタイプがある。[1]軟性内視鏡、[2]カプセル内視鏡、[3]硬性内視鏡である。これらのうち、軟性内視鏡はオリンパスが圧倒的に高いシェアを持ち、これに富士フイルムホールディングス(以下、富士フイルム)が続く。ところが、硬性内視鏡では、日本企業で最もシェアの高いオリンパスでも25%のシェアしかない。オリンパスとしては、硬性内視鏡の市場においてもシェア拡大を狙いたいところである。

「Mizuho Industry Focus Vol.111. 2012 No.8」などに基づいて作成。
「Mizuho Industry Focus Vol.111. 2012 No.8」などに基づいて作成。
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