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 どんな出来事や言動に対して怒りやすいのか。怒りには個人ごとの考え方の癖が影響する。イラっとくるポイントは人によって異なるのだ。自分の考え方の癖を知るのは、アンガーマネジメントの第一歩となる。

 表1の12の質問を見て、各項目で、6点(すごくそう思う)から1点(全くそう思わない)までの点数をつけてみよう。Q1とQ7、Q2とQ8といった2項目の組み合わせで合計点を出し、最も高い点数となったところがあなたのタイプだ。

表1●「怒りの癖」からタイプを知るアンガーマネジメント診断
表1●「怒りの癖」からタイプを知るアンガーマネジメント診断
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 考え方の癖により(A)熱血リーダータイプ、(B)白黒リーダータイプ、(C)威厳リーダータイプ、(D)職人リーダータイプ、(E)慎重派リーダータイプ、(F)自由人リーダータイプの6タイプに分類できる。それぞれのタイプには良いも悪いもない。一つの個性である。置かれた環境によって変化したりもする。

 自分のタイプが分かると、怒りに対して具体的な対処を取りやすくなる。さらにさまざまなタイプがあると理解しておくと、「自分は怒らないが他人は怒る」といったポイントも分かるようになる。レッテル貼りではなく、人によって怒りを感じるポイントは違う、という自分以外の人の価値観を理解するために活用してほしい。