文章の時制・時系列が不明瞭だと、読み手は内容を理解できないばかりか、誤った解釈をしてしまうことがあります。本講座では、時制・時系列が明確な文章を書く上での重要なポイントを解説します。

連載
開発ドキュメントの悪文修正術[時系列の表現]
目次
-
第1回 「~する」「~するとき」の注意点
時制を明確にする
時制・時系列が不明瞭な話をされると、聞き手は内容を理解できないばかりか、誤った解釈をしてしまうことがあります。今回は「~する」「~するとき」の注意点を解説します。
-
第2回 「~まで」「~までに」の注意点
記述を追加し誤解をなくす
今回取り上げるのは、「~まで」です。これも、ITの現場で誤解を招く危険性が高い時系列表現の代表格です。
-
第3回 体言止めの注意点
体言止めはIT現場で使わない
体言止めとは、文の末尾を体言(名詞・代名詞)で終える表現方法のことです。この体言止めはITの現場で使ってはならない表現の一つです。
-
第4回 動作を示すカタカナ語の注意点
箇条書きや図解で分かりやすく表現
前回に続き、語尾の省略についてもう一つ文例を挙げましょう。それはカタカナ語を使って、動作を羅列する表現です。