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 「その調査は、もう終えたのですか?それともこれから調査するという話ですか?」「障害が起こったのは、日次バックアップの実行前、実行中、実行後のどれですか?」―。ITの現場で、こんな具合に、話の時制(未来・現在・過去)や時系列(時間的な順序)を確認したことはありませんか。

 時制・時系列が不明瞭な話をされると、聞き手は内容を理解できないばかりか、誤った解釈をしてしまうことがあります。上記の例では、バックアップ後の障害かどうかで、対処が変わってくるでしょう。しかも時制・時系列が不明瞭だと、聞き手はストレスを感じてイライラするものです。

 文章についても同じことが言えます。読み手が内容を正しく素早く理解できるように、文章を書くときには、時制・時系列を明確にすることが重要です。

 本講座では、時制・時系列が明確な文章を書く上での重要なポイントを解説します。それは、次の三つです。

  • 「~する」の時制を明確に
  • 「~まで」には補足を付ける
  • 体言止めは使わない

 今回は、このうち「~する」という表現について学びましょう。