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 日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する「G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)」。ディープラーニング(深層学習)技術をビジネスに活用するための知識を問う検定試験である。AI(人工知能)活用を担う人材を求める企業が増える中、G検定は注目を浴びている。

 筆者が所属する富士ソフトは、JDLAに賛助会員(GOLD)として参加している。また全社で、G検定の受験を推奨している。社内で勉強会を開催するなどの取り組みを重ね、2019年10月時点で250人の合格者を出している。より専門的な知識を問う技術者向けの「E資格(JDLA Deep Learning for ENGINEER)」保有者も20人を超える。

 本講座は、E資格保有者やAI事業に携わる技術者が、G検定の試験合格を目指すに当たって特に重要なポイントを取り上げ、前後編にわたって解説する。単に試験に合格するだけでなく、問われている知識がAIのビジネス活用にどのように役立つかを説明する。

 初回となる今回は試験の全体像を整理した上で、どのような心構えで勉強を進めていったらよいかヒントをお伝えする。