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 建築基準法では、建物を計画する地域、敷地の大きさ、敷地が接する前面道路や隣地との関係などに応じて建てられる建物のボリュームを規制しています。いくつかある規制のうち一般の人もよく耳にするのが、「建蔽(けんぺい)率」と「容積率」でしょう。

 建蔽率と容積率は、第1回講義で解説した「建築面積」と「容積対象面積」を用いて、それぞれの面積が敷地面積に対してどの程度の割合を占めるか、パーセンテージで示したものです。

 下図の例で計算すると次のようになります。敷地面積は200m2。建物は、床面積100m2のフロアが地下1階から地上3階まで4層分あり、屋上に40m2の塔屋を備えているという想定です。建築面積が100m2、容積対象面積が440m2なので、この建物の建蔽率は「(100÷200)×100」で50%。容積率は「(440÷200)×100」で220%となります。

「建蔽率」「容積率」を計算してみよう
「建蔽率」「容積率」を計算してみよう
敷地面積は200m2。建物は、床面積100m2のフロアが地下1階から地上3階まで4層分あり、屋上に40m2の塔屋を備えているという想定で計算してみよう。建築面積は100m2、容積対象面積は440m2なので、この建物の建蔽率は50%、容積率は220%が正解(資料:日経 xTECH)
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