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 今回は、埋め込み磁石型永久磁石同期モーター(IPMSM)の制御について触れておきたい。IPMSMは永久磁石によるトルクだけではなく、磁気抵抗がローター位置によって変化することで得られるリラクタンストルクを利用できる。制御の方法によって、最大トルク制御などが実現でき、効率良く、可変速範囲が広いことからコンプレッサーモーターや自動車などに、多用されるモーターである。表面磁石型永久磁石同期モーター(SPMSM)と比較して、磁石の割れによる飛散がない、永久磁石の端部を円弧状にする必要がないので製造コストが安いなど、さまざまなメリットがある。突極性を利用することで位置センサーレス制御システムを簡易に構築できる優位性も大きい。

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