日本の製造業では今、設計力が落ちていると言われます。このコラムでは、トヨタ自動車で働いた経験のある設計者が、お客様のニーズに対応しながらも、高い生産性を維持しつつ、正確な図面を作成して、手戻りを最小限に留めるための設計力を養う方法を解説します。本講座では、問題を未然に防ぐ秘策を伝授します。

中山 聡史(なかやま さとし)
A&Mコンサルト 経営コンサルタント
中山 聡史(なかやま さとし) 2003年 関西大学機械システム工学科卒。 2003年 大手自動車メーカーにてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務等に従事。全てのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなどにも同行経験有り。 2011年 株式会社A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。「ものづくりのQCDの80%は設計で決まる!」の理念の下、自動車会社での設計や開発、製造、品質保証などの経験を生かし、多くのものづくり企業で設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している。