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コンテナイメージのビルド

 今回使用するソースコード一式が存在するディレクトリに移動します。

$ cd ~/kubernetes-engine-samples/hello-app

 「hello-app」ディレクトリーには、「Dockerfile」と「main.go」ファイルが存在します(図5)。Dockerfileはこれからビルドするコンテナイメージの構成内容をまとめたファイルです。main.goはサンプルアプリケーションのソースコードです。

図5●hello-appディレクトリー内のファイル
図5●hello-appディレクトリー内のファイル
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 GCPのプロジェクトIDを、環境変数に設定しておきます。ここでは、プロジェクトIDを「n-xtech」としています。適宜、お使いのプロジェクトIDに置き換えてください。

$ export PROJECT_ID=n-xtech

 プロジェクトIDが分からない場合は、以下のコマンドを実行して確認してください。

$ gcloud config get-value project

 次に、「docker build」コマンドを使ってサンプルアプリケーションのコンテナイメージをビルドします。この作業は、必ずhello-appディレクトリーで実行してください。

$ docker build -t gcr.io/${PROJECT_ID}/hello-app:v1 .

 “-t”は、作成するコンテナイメージの名前とタグを指定しています。フォーマットは“名前:tag”です。任意のものでも問題ありませんが、次章以降で再利用するため上の通り指定してください。

 また、コマンドの最後にあるドット“.”を忘れずに入力してください。こちらはカレントディレクトリーにあるDockerfileを使ってビルドを実行するという意味です。

 コマンド実行後、「Successfully tagged gcr.io/${PROJECT_ID}/hello-app:v1」と表示されればコンテナイメージのビルドは成功です。