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 第2回では、文章の見出しに話を進めます。見出しのタイプには、大きく分けて「主題型」と「話題型」の二つがあります。

 主題型はその下に書かれている内容を要約したもの、話題型は何について書いてあるかを表したものです。例えば主題型であれば「OSのバージョンアップが必要」「ネットワーク容量が不足している」、話題型なら「OS」「ネットワークの課題」といった具合です(表1)。

表1●主題型と話題型の見出しの例
表1●主題型と話題型の見出しの例
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 主題型の見出しは、プレゼンテーション資料、論文、記事のような非定型のドキュメントでよく用いられます。特定のメッセージを印象付けるのに適しています。

 これに対して開発ドキュメントは、内容が定型的です。さらに、特定のメッセージを印象付けるよりも、何について書いてあるかが一目で分かるようにすることが重要です。そのため開発ドキュメントでは基本的に、話題型の見出しを用います。

 以降では、話題型の見出しについて解説していきます。早速よくある文例①を見てみましょう。