ITにまつわる重要キーワードを解説します。

IT基本用語辞典
目次
-
CALS
Continuous Acquisition and Life-cycle Support(生産・調達・運用支援統合システム)の略。資材調達から設計、生産・保守に至る製品の全ライフサイクルにわたる情報や取引情報などをデータベースで一元管理し、コスト削減、作業効率化、品質向上などを達成する手法。
-
CASE
Computer Aided Software Engineeringの略。ソフトウエアの開発工程にコンピューター技術を適用し、効率化を図ろうとする考え方。業務分析や要求定義、基本設計といったシステム開発の各工程の作業効率を高め、システムの設計品質を向上させるのが狙いである。
-
CDNサービス
CDNはContent Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク)の略。インターネット上にキャッシュサーバーを分散配置し、エンドユーザーに最も近い経路にあるキャッシュサーバーから画像や動画などのWebコンテンツを、オリジナルのWebサーバーに代わって配信する仕組みを意味する。こ…
-
CDO
企業におけるデジタル戦略の総責任者。ECやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用したデジタルマーケティング、ビッグデータやIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用した新サービス創出、といった活動を主導する役割を果たす。企業が経営戦略上、デジタル戦略を重視するにつれて専任で統括…
-
CGI
Common Gateway Interfaceの略。Webサーバーから外部プログラムを呼び出すためのプログラミングインターフェース。Webサーバーの機能を拡張できる。CGIを利用して呼び出される外部プログラムをCGIプログラムと呼ぶ。
-
CIM
Computer Integrated Manufacturing(コンピューターによる統合生産)の略。コンピューターネットワークとデータベースを核にして、営業、物流、設計、生産など製造業の活動全般を統合すること。この考え方に基づいて構築した情報システムをCIMシステムと呼ぶ。
-
CIO
企業の経営戦略を実現するためのIT戦略を企画・立案し、それを実行する最高意思決定者。Chief Information Officerの略で、「最高情報責任者」や「情報システム担当役員」など様々な訳語が存在する。CIOというコンセプトは米国で1980年代後半ごろに提唱された。日本でもCIOを置く会…
-
CLO
クレジットカードの会員属性や利用履歴に基づいて趣味嗜好を分析し、提携企業の割引クーポン情報の露出を図って店舗集客に役立てるマーケティング手法。CLOサービスの利用企業は、自社の顧客データにとどまらない、クレジットカードの利用履歴データをマーケティングに活用できるため、より精緻なターゲティングが可能…
-
CMM/CMMI
Capability Maturity Model(能力成熟度モデル)/同Integration(CMM統合)の略。CMMは、組織のソフトウエア開発プロセス改善の指針。開発能力の評価尺度にもなる。米カーネギメロン大学のソフトウエア工学研究所が、米国防総省の依頼を受けて1991年に作成した。
-
CMOS
Complementary Metal Oxide Semiconductor(相補性金属酸化膜半導体)の略。集積回路の実装方式の1つ。
-
Bluetooth
近距離無線通信の国際標準規格の1つ。国際的に免許不要で利用できる2.4ギガヘルツ帯の電波を使用しており、省電力で接続も容易であることから、スマートフォンやパソコンを中心に普及している。
-
BOT
ボットと読む。コンピューターウイルスの一種。感染後、悪意を持つ第三者がネットワーク越しに送ってくる命令に従い、感染したコンピューターから情報を盗んだり、ほかのコンピューターを攻撃したりする。あらかじめ決めたようにしか動かない従来のウイルスと違い、送り込む命令次第で第三者が感染先のコンピューターを「…
-
BPEL
複数のWebサービスを順に呼び出して実行する手順を、一連のビジネスの流れとして記述するための言語。Business Process Execution Language(ビジネスプロセス実行言語)の略である。
-
BPMツール
企業における業務の流れ(ビジネスプロセス)を表すダイヤグラム(図)を作成・修正するためのソフト。BPMはビジネス・プロセス・マネジメントの略。部門単位あるいは取引先などを含めた全社規模のビジネスの現状を把握することで、業務改善を支援する。
-
BPO
Business Process Outsourcingの略語。企業が、一部の業務プロセスを社外の専門業者に一括して委託することを指す。業務代行という点でアウトソーシングの一種だが、対象とする業務範囲がより広い点が特徴だ。
-
BPR
Business Process Reengineeringの略。日本語では業務改革と訳すことが多い。米国では、1990年代に入ったころから提唱されるようになった。端的に言えば、収益や顧客満足度の向上を目的にして、業務内容や業務の流れ(ビジネスプロセス)を見直すことである。
-
BS15000
システム運用業務全般を整理・体系化した「ITIL(ITインフラストラクチャーライブラリ)」に基づいて、企業や組織における運用プロセスの品質を審査するための規格。BSI(英国規格協会)が2000年に策定した。
-
BS7799
BSI(英国規格協会)が制定した、情報セキュリティーマネジメントの規格。組織の情報セキュリティーを守るための管理体制を示している。情報システムに限らず、組織体制やセキュリティーポリシーの策定などマネジメント体制も対象にしていることが特徴だ。
-
BYOD
Bring Your Own Deviceの略。企業の従業員が、自身の所有するスマートフォンやタブレット端末などを業務に利用すること。ビーワイオーディーと読む。社内に私物機器を持ち込む場合と、自宅で私物機器を業務利用する場合の両方を指す。同様の意味を持つ言葉としてBYOC(Bring Your O…
-
CAFIS
Credit And Finance Information Systemの略。「キャフィス」と発音する。全国の店舗とクレジットカード会社や金融機関などをネットワークで結ぶことで、クレジットカードやキャッシュカード、ポイントカードなどの利用データのやり取りを中継するカード決済の総合サービスである。
日経クロステック Special
What's New
経営
- コンテナ特有の攻撃リスクと対処法とは?
- 「改革支援メニュー」で課題ごとに対応
- 【先進事例紹介】DXを迅速化する必須技術
- コンテナ監視の落とし穴を回避するには?
- 企業の組織課題解決に健康データを活用!
- 企業成長には「○○な人事戦略」が必要
- ハイブリッドな研修で研修効果を最大に!
- 事例紹介!DXで推進する働き方改革新時代
- 新しい働き方とはー。DX、人と組織の活用
- テレワークでも共同作業 その方法とは?
- 社員の本音を知って離職を防ぐ新技術
- ハイブリッドワークを成功させる秘訣とは?
- 「まずは電話で問い合わせ」が激減
- “正しいPDF”で時間もコストも削減
- 日本IBM、30社33部門に感謝状を贈呈
- Hondaのカーシェアが挑む価格戦略
- NTTデータとインテルが語るデータ利活用
- 「予算の組み替え」でDXの原資を生む方法
- 「令和7年度まで」に公務員の課題は山積?