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 コンピューターの処理性能を表す指標。1秒あたりの命令実行回数を100万回の単位で表現する。Million Instructions Per Second(100万命令/秒)の略。一般的には平均命令実行時間の逆数が使われる。

 平均命令実行時間は、各命令の実行時間をその使用頻度で重み付けをした平均値である。同じような値としてGIPSがある。こちらは1秒あたりの命令実行回数を10億回の単位で表現したもの。

 MIPS値は最も歴史の長い性能の尺度なので、過去のコンピューターとの相対性能比を示す意味で使われることもある。この場合、米ディジタル イクイップメント(現HPE)のVAX‐11/780やIBMのシステム/370‐158の性能を1MIPSとして換算するのが標準的。