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キーまたは値のみを取得

 キー、値のどちらかだけを取得することも可能です。以下のように記述します。

# Keyだけ取得
print (dic.keys())
# Valueだけ取得
print (dic.values())
# KeyとValueの両方を取得
print (dic.items())

型の変更

 配列の型を変更することも可能です。変更したい型に合わせて、list、tuple、dictのどれかの関数を使います。

 辞書型をリスト型やタプル型に変更するときは、キーと値のどちらを要素とするかを指定します。指定しないと、キーが値になります。

リスト型やタプル型の配列を辞書型に変更するときは、各要素が値、インデックスがキーとなります。

list_A = [1, 2, 3]
tuple_A = (10, 20, 30)
dict_A = {4: 100, 5: 200, 6: 300}
#リスト型に変更
print(list(tuple_A), list(dict_A), list(dict_A.values())) #「[10, 20, 30] [4, 5, 6] [100, 200, 300]」と出力される
#タプル型に変更
print(tuple(list_A), tuple(dict_A), tuple(dict_A.values())) #「(1, 2, 3) (4, 5, 6) (100, 200, 300)」と出力される
#辞書型に変更
print(dict(zip(list_A , tuple_A))) #「{1: 10, 2: 20, 3: 30}」と出力される

 今回は、変数や配列に関して基本的なことを解説しました。いずれもPythonプログラミングでよく使う処理ですのでしっかりマスターしましょう。

片渕 博哉
トリプルアイズ
片渕 博哉 2016年、トリプルアイズ入社。同年、AI(人工知能)の研究開発から学習アーキテクトの構築をメインに、多種多様な企業案件やAIを使用した音楽配信レコメンドサービスの開発に従事。2017年には、クラウドIoTモーター管理システムを用いた大学との共同研究開発において、実証実験の仕様決定やインフラ設計、アプリケーション開発を担当。最近は、AI技術者教育サービス「CSEA」(https://csea.3-ize.com/)のリーダーとしてカリキュラムや教材の作成に従事するかたわら、AI囲碁ソフト開発マネジャーや他社に対する講演活動を積極的に行っている。