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変数の更新

 次に、変数を上書きしてみます。変数に入っている値は、別の値で簡単に上書きできます。

 変数「friuts_name」に、"banana"を代入してみましょう。

# 変数friuts_nameに、"apple"を代入
friuts_name = "apple"
# 変数friuts_nameを表示
print (friuts_name) # apple
# 変数friuts_nameを、"banana"で上書き
friuts_name = "banana"
# 変数friuts_nameを表示
print (friuts_name)

 このプログラムを実行すると、画面には「banana」が表示されます。

 プログラムのコードは基本的に上から下へと実行されます。このため、 変数の値は後から代入された値で上書きされます。

# 変数numAに1を代入
numA = 1
# 変数numAを出力
print (numA) 
# 変数numAを更新
numA = numA + 1
# 変数numAを出力
print (numA)

 これを実行すると、画面には次のように出力されます。

1
2

 まず「numA」に1が代入され、print関数で「1」と出力されます。次に「numA = numA + 1」で、元々の「numA」に「1」が加算された値が「numA」に再度代入されます。このため、今度はprint関数で「2」が出力されます。

 なお「numA = numA + 1」は、「numA += 1」と短く記述することもできます。加算だけでなく、減算も同じです。

# 変数numBに7を代入
numB = 7
# 変数numBを出力
print (numB) 
# 変数numBを更新 (7から2を引く。「numB = numB - 2」と同じ) 
numB -= 2
# 変数numBを出力
print (numB)

 このプログラムを実行すると、画面には「7」「5」と表示されます。

 CやJavaなどをご存じの方は、インクリメント、デクリメントという記述法を思い出すかもしれません。「++」「--」で変数の値を1つずつ増やしたり減らしたりするものです。この記述法は、Pythonにはありません。