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 毎朝、早起きしてジョギングする。退社後、時間をつくって資格取得の勉強をする。絶対に続けるぞ!と決意して始めた行動が結局続かず、いつの間にか以前と同じ生活へ逆戻り……。決めた行動を続けることができずに挫折するのは、その行動が「習慣」になっていないからです。

 「習慣」とは、繰り返し行うことで無意識にできるようになった行動です。新しい行動を継続していくためには「習慣化」する必要があります。

 新しい行動の習慣化に失敗してしまうのには原因があります。人間の行動の95%は無意識に行っている行動、すなわち習慣だと言われています。その中に新しい行動を取り入れようとすることは、心地よい無意識の状態を壊すことになります。そのため、習慣を変えようとすると脳が拒否反応を示してしまうのです。

 加えて、習慣化するためには、自分自身が行動するしかありません。そのため、つい「自力で」という部分にこだわりすぎてしまいます。自力でうまくできないと、いつの間にか行動しなくなってしまうのです。

 短期的な成果を求めすぎることも原因の1つです。ダイエットや語学学習などは、長期的に取り組むべきだと分かっていても、どうしても成果を焦ってしまいがちです。なかなか成果が上がらないからモチベーションが下がり、結局は行動をやめてしまうというパターンになってしまいます。