組織のリーダーには部下を正しく導き、確実に成果を出すことが求められます。そのためには、次々と降りかかる難題をうまく処理していかなければなりません。前回に引き続き、優秀なリーダーを目指すあなたに実践的な問題解決手法を提供します。
イントランスHRMソリューションズ代表取締役社長

組織のリーダーには部下を正しく導き、確実に成果を出すことが求められます。そのためには、次々と降りかかる難題をうまく処理していかなければなりません。前回に引き続き、優秀なリーダーを目指すあなたに実践的な問題解決手法を提供します。
そのOJT、間違っていませんか
若手社員がなかなか育たない。教えてもさっぱり成果が出ない……。皆さんの職場で、このような悩みはないでしょうか。
常に100点満点はありえない
いつもあらゆる選択肢を考えて最善策を目指す。ちょっとした間違いでも、直さずにはいられない。自分の短所や悪いところを直そうと常に努力している。自分の意見を曲げずに周りと衝突することがある。他人の欠点やいい加減さがよく目に付く……。
勇気を出す5つのステップ
新規プロジェクトに手を挙げなかった。これまで経験のない仕事を引き受けなかった。重要な会議の司会を断った……。「ここぞ」というときに、なかなか勇気が出ず、一歩踏み出したいのについ尻込みしてしまった経験はありませんか。
「成人発達理論」を生かす
「アイツはいつまでたっても成長しないな」「いつも自分の仕事しかやらない自己中心的なやつだ」、「行き当たりばったりの指示の上司に振り回されてばかり」「『決まりだから』と言うばかりで、まるで自分の意志がない上司だ」など……。
意思決定のできるリーダーになる
「意思決定をついつい先延ばしにしてしまう」「自分で決めたくないので部下に丸投げ」「決断に時間がかかってタイミングが遅れがち」……。ビジネスシーンでは常に、何らかの意思決定が必要です。にもかかわらず、意思決定にすごく時間がかかったり、自分で決断できずに他人任せにしたりすることはありませんか。
フィードフォワードを生かす
私たちは自分の言動において、気づかないことがたくさんあります。ビジネスパーソンとして成果を出すためには、周りの人からフィードバックをもらい、自分自身の行動を改善していくことが重要です。
「タックマンモデル」を生かす
チームをつくったものの、一体感が感じられない。皆で力を合わせて進めたいのに、意見がバラバラ。もっと強いチームにするには、どうしたらいいのだろう……。こんな悩みを持っているチームリーダーは、多いのではないでしょうか。