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 セブン銀行は2022年1月4日、トラストバンクが運営する地域通貨プラットフォーム「chiica(チーカ)」とATM提携を開始した。chiicaを用いる電子地域通貨は、従来のクレジットカードチャージや窓口での対面チャージに加え、全国のセブン銀行ATMによる非対面の現金チャージが可能になる。

 chiicaは、自治体向けの電子地域通貨を全国展開するプラットフォームサービス。専用アプリを利用したQRコード型のほか、カード型を提供しており、埼玉県深谷市の「ネギー」、静岡県西伊豆町の「サンセットコイン」など26団体で稼働中という。QRコード型は従来、クレジットカードチャージだけが可能だった。カード型は、各電子地域通貨の利用地域内に数カ所設置されている指定販売所窓口でチャージする必要があった。

 今回の提携により、セブン-イレブンなどに設置されたセブン銀行ATMで原則として24時間365日、現金チャージが可能になる。QRコード型についてはクレジットカードを持たないユーザー層を獲得しやすくなる、カード型に関しては窓口での対面接触を避けた現金チャージが可能になる、といったメリットがあるとしている。セブン銀行は第1弾として、宮崎県川南町の「トロン通貨」とのATM提携を開始。今後、チャージ可能な通貨を拡大していく方針だ。