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　損害保険ジャパンとANA NEOは2022年5月13日、仮想空間「メタバース」における保険商品やサービスに関する可能性の実証に向けて提携した。メタバース上でANA NEOが開発中の新しいサービスにおいて、損保ジャパンの保険商品開発やリスクマネジメントのノウハウを活用する。

　ANA NEOはANAホールディングス傘下のメタバース事業会社で、ANAマイレージ会員約3400万人、国際線・国内線搭乗者の5442万人を対象としたバーチャルトラベルのプラットフォーム「SKY WHALE」を開発している。同サービスのプロジェクトに損保ジャパンが参画し、保険・リスクマネジメントを中心にさまざまなケースを検証する予定だ。

　例えば、保険商品開発に関する市場性や事業性、各種取引におけるリスク実態、保険や関連事業の適合性などを検証する。デジタルコンテンツに関する商取引、メタバースでのUX（ユーザー体験）に関連する保険、ウォレットやNFT（非代替性トークン）取引などWeb3型ビジネスモデルの関連領域も対象にしていくという。