全570文字

 米決済大手PayPalと米Visaは2021年6月22日、ベンチャーキャピタル(VC)の米Blockchain Capitalが新たに立ち上げた投資ファンド「Blockchain Capital V, LP」の資金調達に参加した。このファンドは大学基金や年金基金などの投資家も参加し、3億ドルを調達した。

 Blockchain Capital V, LPでは分散型金融(DeFi)、NFT(非代替性トークン)、およびブロックチェーン技術を活用したアプリに焦点を当てた投資を行う。仮想通貨取引所の米Coinbase、米Ripple、米Kraken、DeFiの英Aave、NFTマーケットプレイスである米OpenSeaなどがBlockchain Capitalのポートフォリオに加わっている。2013年設立のBlockchain Capitalは暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーンに特化した業界の中で最も古いVCで、これまで110社に投資し、4つのファンドを立ち上げている。

 PayPalとVisaは、ファンドへの投資に加え、Blockchain Capitalの戦略的パートナーシッププログラムに参加する。PayPalによると、新しいファンドへの投資は分散型経済および金融サービスの最先端にいる起業家との関わりを持つことが目的だという。