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 SBIホールディングス(HD)とSBI地銀ホールディングスは2021年9月9日、株式公開買い付け(TOB)によって新生銀行の普通株を取得することを発表した。主要株主としての立場から、業績改善や企業価値の向上を図るべく、提携関係の強化が目的だと説明する。

 SBIHDによると、9月9日時点での新生銀行株の保有数は4273万7800株で、所有割合は20.32%だという。TOB買い付け予定数の上限を5821万1300株と設定しており、TOB成立後に所有する株式数は最大1億94万9100株で、所有割合を48.00%にとどめる予定。その理由について、公開買い付けの目的を踏まえて連結子会社とする必要性がないことと、議決権割合が50.00%を超える場合は各種法令上の許可などの取得が必要となるため、とする。東京証券取引所市場第一部における新生銀行の上場は維持されると見られる。

 買い付け価格は、普通株式1株に付き2000円で、実施期間は2021年9月10日から同年10月25日までの30営業日。SBIHDは2019年8月上旬から資本業務提携を提案し、継続的に新生銀行株の所有割合を増やしてきた。