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 日産自動車は2018年2月28日、中型ミニバン「セレナ」の部分改良車を3月1日に発売すると発表した。パワートレーンにシリーズ・ハイブリッド・システム「e-POWER」を搭載したのが特徴である(図1)。

「セレナ」の部分改良車
図1 「セレナ」の部分改良車
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 現行セレナはガソリン車とマイルドハイブリッド車(HEV)が設定されており、マイルドHEVのJC08モード燃費は15.2km/L。e-POWER搭載車の同燃費は26.2km/Lとなり、マイルドHEVより約72%改善した。

 競合車のJC08モード燃費を見ると、ホンダ「ステップワゴンスパーダ」のHEVが25.0km/L、トヨタ自動車「ヴォクシー」のHEVが23.8km/Lである。e-POWERの搭載によって、セレナの同燃費はこれらの競合車を上回った。

 e-POWERは、部分改良して2016年11月に発売した小型車「ノート」に初めて搭載された。セレナは同システムを搭載する2車種目となる。セレナに搭載するe-POWERは、ノートのシステムと同じである(図2)。

電動パワートレーン「e-POWER」
図2 電動パワートレーン「e-POWER」
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 ただし、セレナの車両質量は約1700kgであり、ノート(約1300kg)より重い。そのためセレナに搭載したシステムは、ノートのシステムをミニバン向けに改良した。