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 「前席は最大で230度回転する。外出先で、運転席や助手席に座りながら、後席の搭乗者とコミュニケーションがとれる。ここに魅力を感じるユーザーが多い」(メルセデス・ベンツ日本マーケティング・コミュニケーション部の渡邊健氏)。さらに「通常のミニバンとして、買い物や通勤、子供の送迎などにも使いやすいことも高い評価を得ている」(同氏)とする(図4)。

図4 運転席と助手席は最大230度回転し、後席と向かい合える
図4 運転席と助手席は最大230度回転し、後席と向かい合える
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 車両寸法は全長5140×全幅1928×全高1980mmと、トヨタ自動車のミニバン「アルファード」と比べて全長は195mm、全幅は78mm大きい。欧州や北米と比べて幅が狭いとされる日本の道路を安心して走るために、安全装備の充実は欠かせない。今回のV220では、カメラやミリ波レーダーなどで車両周囲の危険を検知して自動でブレーキをかけたり警告を出したりする「レーダーセーフティーパッケージ」を標準搭載。運転者の疲労や眠気を検知して注意力の低下を警告する「アテンションアシスト」を備え、長距離運転の安全性を高めている。

 搭載するパワートレーンは、排気量2.2Lで直列4気筒のディーゼルエンジン。ターボチャージャーを備え、最高出力は120kW、最大トルクは380N・mである。7速のAT(自動変速機)と組み合わせている。

 メルセデス・ベンツ日本は、2013年から5年連続で販売台数を伸ばしている。国内での輸入車販売台数でも3年連続で首位になるなど好調を維持している。この要因の一つとして、社長の上野金太郎氏は「33車種169モデルと多様なモデルおよびパワートレーンの選択肢を用意していること」と2018年1月の年頭懇談会で語っている(関連記事:「2018年も販売台数で前年超え狙う」メルセデス・ベンツ日本、48Vモデルも導入)。5人が寝られるV220の投入により、数年前から“車中泊ブーム”に湧く日本市場でさらなる躍進を狙う。