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 「競合は排気量1.4~1.6Lの過給エンジン」(トヨタ自動車の説明員)。トヨタ自動車の「いいクルマづくり」のための構造改革「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に基づいて一新した排気量2.0Lクラスの新エンジンは、ターボエンジンを強く意識したものとなった(図1~3)。

図1 2.0L直列4気筒直噴ガソリンエンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」
図1 2.0L直列4気筒直噴ガソリンエンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」
カムリに搭載した2.5Lエンジンの基本は踏襲しながら、大きく三つの点で変更を加えた。インテークマニホールド側から見た。
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図2 Dynamic Force Engine(2.0L)の気筒部のカット断面
図2 Dynamic Force Engine(2.0L)の気筒部のカット断面
ピストンのスカート部にはレーザーで溝を切っているが、カットモデルでは塗装を施しているため分からない
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図3 Dynamic Force Engine(2.0L)のフライホイール側
図3 Dynamic Force Engine(2.0L)のフライホイール側
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 TNGA初のエンジンとして2017年発売の新型セダン「カムリ」に搭載されたのが、排気量2.5Lの直列4気筒直噴の自然吸気(NA)エンジン。同社はこの2.5Lエンジンを基本的には踏襲し、2.0Lエンジンを開発した。

 排気量以外では、大きな変更点は主に三つある。まず、味付け。冒頭で紹介したように、競合となるターボエンジンを強く意識して「スポーティーに振った」(同説明員)。排気量2.0Lクラスでは自然吸気エンジンは現状ではほとんどないことから、否が応でも競合はターボエンジンとなるためだ。

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