PR

 ルネサス エレクトロニクスは、クルマの制御に向けた車載マイクロコントローラー(マイコン)の新製品「RH850/E2xシリーズ」のサンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。ルネサス独自のSG-MONOS型フラッシュメモリーを内蔵したマイコンで、台湾TSMCの28nmプロセスで製造する。28nmプロセスで作るフラッシュメモリー内蔵マイコンは、新製品が世界で初めてである。すでに、デンソーをはじめとするTier1メーカーやOEM(自動車)メーカーが新製品の採用を決めている。

[画像のクリックで拡大表示]

 ルネサスは2014年2月に28nmプロセス向けのSG-MONOS型フラッシュメモリーセルの開発を発表し(関連記事1)、このメモリーを集積する車載マイコンを4年後の2018年にサンプル出荷の予定だとしていた。2015年2月にはこのメモリーセルに周辺回路を加えたメモリーブロック(メモリーIP)の開発を発表している(関連記事2)。また、2016年9月に同社とTSMCは28nm車載マイコンの開発で協業することを発表した(関連記事3)。この協業を通じて、SG-MONOS型のフラッシュメモリーIPを、TSMCの28nm High-Kメタルゲートプロセス技術で製造できるようにして、今回、4年前に宣言した通りに、28nmの車載フラッシュマイコンのサンプル出荷に至った。

[画像のクリックで拡大表示]