セールスフォース・ドットコム(東京都千代田区)は2018年3月15日、マウスのポイント&クリックと自然言語ベースの最小限のソースコードを用いて、IoTセンサーから送られてきたデータに基づくルールベースの自動化を定義・実行する「Salesforce IoT Explorer」の国内販売を開始した。「センサーが収集する膨大なデータをどのように活用してマネタイズに結び付けたらよいのか、悩んでいるユーザーは多い。Salesforce IoT Explorerは、IoTのインフラとソリューションとの間に存在するギャップを埋めるものとなる」(セールスフォース・ドットコム マーケティング本部プロダクトマーケティング シニアマネージャーの伊藤哲志氏)。
Salesforce IoT Explorerは米セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)のクラウドプラットフォーム「Salesforce Platform」上に構築されており、セールスフォース・ドットコムの既存製品と同じ管理画面で操作できる。同社のCRM(顧客情報管理)クラウドサービス「Salesforce CRM」とIoTデバイスとの連携、あるいはSalesforce CRMと他社のIoTクラウドサービス「Bosch IoT Cloud」「AWS IoT」「Azure IoT Suite」との連携を実現する。価格は月額72万円より。