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 神戸製鋼所副社長の山口貢氏は2018年3月16日に都内で、4月1日付で社長に就任することを受けて初の会見を開いた。

 社長就任の経緯について山口氏は、「会長兼社長を辞任することになった川崎博也氏から、辞任会見翌日の3月7日に社長就任の打診を受けた。最初は驚いたが、このような大変な時期だからこそ引き受けなければならないと考えて、その場で受諾した」と述べた。

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 自身が社長に選ばれた理由については、「入社してから主に企画畑を歩み、素材事業部門や機械事業部門、本社部門などで仕事をしてきた。特定の事業部門に所属していなかったからではないか」と自己分析した。社長の就任を打診した川崎氏も、「次の社長は本社部門と事業部門の両方を経験した人が望ましい」と考えていたという。