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 インド自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラ(Mahindra & Mahindra)が、早ければ2020年に新世代の電気自動車(EV)を投入することが分かった。MahindraグループでEV開発の技術責任者を務めるSteven Woolley氏が日経 xTECH/Automotiveの取材に応じ、計画を明かした(図1)。

図1 Mahindra Electric MobilityでCTOを務めるWoolley氏と、開発したEV専用の新プラットフォーム
図1 Mahindra Electric MobilityでCTOを務めるWoolley氏と、開発したEV専用の新プラットフォーム
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 Mahindra & Mahindraは、「MESMA(Mahindra Electric Scalable Modular Architecture)」と名付けたEV専用のプラットフォーム(PF)の開発を進める。開発を主導するのは、Mahindra & Mahindraの子会社でEVの開発・生産を専門とするインド・マヒンドラ・エレクトリック・モビリティー(Mahindra Electric Mobility)である。

 同社CTO(最高技術責任者)のWoolley氏は、「2020年夏から2021年初頭にかけて専用PFを採用したEVを市場に出していく」と語った。Mahindra & Mahindraは現在、「e2oPlus」や「eVerito」といった小型EVを販売している。ただし、いずれもエンジン車をベースに改造した「コンバージョンEV」だった。

フォードへの供給も視野に

 MESMAの特徴は、車両寸法や搭載できるリチウムイオン電池の容量、モーターの出力などに柔軟性を持たせる点である。Woolley氏によると、「セダンからSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)、スポーツカーまで幅広く対応できる」という。

 同PFは、Mahindraグループが買収して傘下に収める韓国・双竜自動車(SsangYong Motors)でも使う予定である。2018年3月に提携を強化したばかりの米フォード(Ford Motor)にも展開する可能性がありそうだ(関連記事:マヒンドラとフォードが提携強化、SUVやEVを共同開発)。