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 台湾MediaTek社は、米Microsoft社の「Azure Sphere」に対応したセキュアーなMCUとして「M3620」発表した(ニュースリリース1)。Azure Sphereは、IoT機器向けのセキュリティーソリューションで、(1)IoT機器向けのセキュアーMCUと(2)LinuxベースのセキュアーOS、(3)IoT機器をセキュアーに管理するクラウドサービスの3要素からなる(関連記事1)。

Azure Sphereは3つの要素からなる。Microsoftのイメージ
Azure Sphereは3つの要素からなる。Microsoftのイメージ
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 (1)のセキュアーMCUに関して、Microsoftは設計仕様を半導体メーカーに提供し、半導体メーカーがチップを開発・販売する。セキュアーMCUにはMicrosoftが設計した「Pluton」と呼ばれるセキュリティーサブシステムが搭載されており、Azure Sphereを利用することで、安全性を担保してIoT機器をクラウドに接続できる。

 今回MediaTekが発表したMT3620は(1)の設計仕様に沿っており、アプリケーション・プロセッサー・コアとして500MHz動作の「Arm Cortex-A7」を搭載する。また、2つの「Arm Cortex-M4F」を搭載し、周辺回路をサポートする。周辺回路には、UART/I2C/SPIが5本、I2Sが2本、8チャネルA-D変換器、PWMカウンターが12個、GPIOが72が用意されている。Cortex-M4Fは、リアルタイムのI/O制御やその他の一般的な演算や制御を担うとする。これら3つのCPUコア(Cortex A7 が1個とCortex-M4Fが2個)は、ユーザーが直接アクセスできる。

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