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 AR(拡張現実)グラスを開発する米ビュージックス(Vuzix)は、2018年4月13日に東京都内でユーザー向けカンファレンスを開催し、パートナー企業による活用事例を紹介した。作業者の教育コスト削減や作業効率化に重点を置いたものが多い。

 会場では、Vuzixの「M300 スマートグラス(以下、M300)」と「Vuzix Blade」を用いたデモ展示が実施されていた。そのうちM300は、眼鏡フレームにプロセッサーやセンサーなどを搭載した本体とバッテリーを取り付けた構造。着用した状態で目の前に配置される小型ディスプレーに映像を表示する。OSは「Android 6.0」を搭載していて、本体のタッチパッドと3つのボタン、音声コマンドで操作できる。本体の防水・防じん対応や眼鏡フレームに取り付ける外部バッテリーのホットスワップ対応など、産業用途で利用しやすい設計としている。他のARグラスに比べて、カメラ性能が静止画970万画素、動画フルHD対応と高く、バッテリーも含めた重量が約110gと軽いのも特徴だ。

「M300 スマートグラス」
「M300 スマートグラス」

 Vuzix Bladeはプロセッサーや各種センサー、バッテリーなどをフレームに内蔵したARグラスだ。目の前に小型ディスプレーが配置されるM300と異なり、Vuzix Bladeは右目側のレンズ部分が光学透過型ディスプレーとなっていて、現実に重ねて映像を表示できる。Vuzix Bladeの重量は約80gとM300に比べて3割近く軽量化しており、視野角も16.7度から約20度と広げた。操作インターフェースの3つの物理ボタンは無くなったが、タッチパッドや音声コマンドは搭載されている。さらに、Vuzix Bladeの価格は12万円(税別)と、M300の18万5000円(同)よりも3割以上安い。出荷は2018年夏以降の予定だ。カンファレンスでは、現在開発中のVuzix Bladeを体験できた。

「Vuzix Blade」
「Vuzix Blade」