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 米マスワークス(MathWorks)は、車両の統合制御や自動運転のアルゴリズム開発を効率化するライブラリー製品「Vehicle Dynamics Blockset」の提供を始めた。同社のシミュレーションツール「Simulink」上で利用する。

 Vehicle Dynamics Blocksetには、パワートレーンやタイヤ(ブレーキ)、ステアリング、サスペンション、ボディーなど、クルマの主要部品のシミュレーションモデルが一式そろっている。さらに、これらの部品ライブラリーを組み合わせてクルマ全体のシミュレーションを可能にする「リファレンスアプリケーション」も用意した。

クルマの主要部品のシミュレーションモデルを一式そろえた。
クルマの主要部品のシミュレーションモデルを一式そろえた。
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 自動車メーカーや1次部品メーカー(ティア1)は、新しい制御アルゴリズムを開発する際に、まずシミュレーションによって大まかな機能検証を行い、開発の方向性を決めることが多い。その際、今回のライブラリーを使えば、シミュレーションで利用するモデルを容易にそろえられる。また、1台のクルマとして組み上がったリファレンスアプリケーションを基に修正を加えれば、開発の負担を軽減できる。