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 デジタルハリウッドが2015年4月に東京・表参道にオープンしたエンジニア養成学校「G'sアカデミー」が人気だ。主要コースである「DEVコース」は、開校以来10期連続満席。平均競争率は2倍近くに達するという。2018年7月には、2校目となる福岡校を開校することを2018年4月に発表した。

起業家の育成に特化

 なぜこれほどまでに人気があるのか。理由の一つは、授業料が後払い制なこと。5万円の入学金を払えば、とりあえず最初の5週間の授業が受けられる。もし、その時点で「自分の期待したものと違った」「自分には向いていない」と生徒が判断した場合は、授業料(25万円)を一切払わずにやめられる。平均すると「1期の入学者50人のうち10人くらいは離脱する」(デジタルハリウッド ジーズアカデミー事業部の児玉 浩康執行役員)という。

 だがそれ以上に特徴的なのは、メンター(指導者)がマンツーマンでアプリやサービスの開発を指導してくれることと、学校の卒業式が出資や採用を募るオーディションの場になっていることだ。

 生徒(受講者)はメンターの指導の下、アプリやサービスを開発し、卒業式で発表。卒業式には、出資先を探している人や会社の就職担当者が多数来場していて、これはと思う生徒には、出資や採用を申し出る仕組みになっている。

G'sアカデミーの卒業発表の様子。会場には、出資や採用を考えている人など、100人を超える人が集まった
G'sアカデミーの卒業発表の様子。会場には、出資や採用を考えている人など、100人を超える人が集まった
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 つまりG'sアカデミーが人気の理由は、単なるエンジニア養成学校ではなく、メンターが手厚く指導しながら半年で自分のアイデアを形にできて、最終的には出資や採用まで募れるという、起業家育成に特化している点だといえるだろう。