米Advanced Micro Devices(AMD)社は2018年5月14日(米国時間)に、ビジネス向けMPU「Ryzen Proプロセッサー」のラインナップに、GPU統合タイプ(同社のいうAPU)の製品を追加した(ニュースリリース)。GPU統合タイプのRyzen Proは全部で7製品あり、うち3製品がモバイル(ノートPCなど)向け、4製品がデスクトップPC向けである。
AMDは2017年に、RyzenあるいはEPYCといったZenコアベースの製品により、前年比で10億米ドルほど売り上げを増やした。2018年は、モバイル向けとデスクトップ向けのRyzen MPUで20億米ドルほどの売り上げを見込んでいる。このうち半分を民生向け製品で、残りの半分をビジネス向け製品で獲得するという。