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 パナソニックは、米グーグル(Google)の機器組み込み向け音声アシスタント機能「Google アシスタント built-in」を搭載するワイヤレススピーカー「SC-GA10」を日本で2018年5月25日に発売する(プレスリリース)。ドイツ、英国、米国、オーストラリアで、2017年12月から順次発売していたモデルと機能的には同じ。ただし国内仕様は「ホワイト」はなく「ブラック」のみの一色展開。オープン価格で、実売想定価格は3万円前後(税別)。月産台数は1000台とする。

パナソニックのGoogleアシスタント built-in搭載ワイヤレススピーカー「SC-GA10」(写真:パナソニック)
パナソニックのGoogleアシスタント built-in搭載ワイヤレススピーカー「SC-GA10」(写真:パナソニック)
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 主な特徴は、「高音質」と複数のスピーカーを連動させられる「マルチルーム機能」。音質については、低音再生向けに「8cmのデュアルボイスコイルウーハー」、ディフューザーにより拡散性を持たせた「2cmのソフトドームツイーター」2個を採用した。また、低音を強調するため背面パネルに「ロングバックバスレフポート」を搭載している。四角柱形状だが、360°再生に向けたものではなく主に前方への再生に向けたもののようだ。壁際に置いて比較的広い居室内に音を届けることを想定しているとみられる。

 マルチルーム機能については、グーグルの「Chromecast built-in」対応スピーカーとの組み合わせで実現する。Wi-Fi接続した複数のスピーカーをスマートフォンやタブレット端末などから一括制御できる機能で、スピーカーを同期するマルチルーム再生が可能となる。