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 フランス・フォルシア(Faurecia)の日本法人であるフォルシア・ジャパンは、「第25回燃料電池シンポジウム」に自動車向けの燃料電池(FC)スタックのモックアップ、およ水素タンクと水素タンク用の弁の試作品を出品した(図1、2)。いずれもFaureciaが試作・製作したもので、FCスタックは2025年ごろ、水素タンクと弁は2020年ごろからの安定供給を目指す。

Faureciaが展示したFCスタックのモックアップ
Faureciaが展示したFCスタックのモックアップ
バイポーラプレートは試作品。他の部分はモックアップ。2018年の終わりから2019年の初めに同スタックの発電試験を実施する計画としている。
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水素タンクと同タンク用の弁の試作品
水素タンクと同タンク用の弁の試作品
70MPaで約69Lの水素を充てん可能。水素タンクに関する欧州の認証を2019年に取得する計画という。
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 Faureciaでは、航続距離で約350kmを境に、短期距離側は電気自動車(EV)、長距離側は燃料電池車(FCV)が有望と判断、2017年からFCV用のFCスタックの開発に本腰を入れ始めた。FCスタックは、フランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)と提携し、同庁のノウハウを吸収しながら共同で開発を進めているとする。