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 ES8は、無線通信によってソフトウエアを更新する「OTA(Over The Air)」機能も備える(図5)。NIOは運転支援システムの改良に用いる考えで、「レベル3」の自動運転に引き上げることを目指す。レベル3の自動運転は、SAE(米自動車技術者会)の定義では、加減速や操舵などの操作を一定の条件下でシステムが行う状態のこと。緊急時などは運転者に操作の権限を移す。

図5 NIOのES8。2017年12月に発売したが、納車が始まったのは2018年5月ごろ
図5 NIOのES8。2017年12月に発売したが、納車が始まったのは2018年5月ごろ
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 NIOは、車載センサーが取得したデータや車両情報などをクラウド側に送信し、運転支援システムの改良に生かしていくという。

 自動運転に必要な地図データを作成する機能もEyeQ4が備えている。Mobileyeが開発した、車両を走らせながら認識した標識などの情報をデータセンターに送り、地図データを自動更新する技術「REM(Road ExperienceManagement)」がそれだ。REMは日産やドイツBMWなども導入予定である。中国で鍛えた技術が先進国に浸透していく事例が増えそうだ。