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 大手家電メーカーの“逆張り”として1~2人の少人数世帯をメインターゲットに据え、国内家電市場でのシェア拡大を狙うアイリスオーヤマ。エアコンなどの白物家電に続くターゲットとして挙げたのは、近年バリエーションが拡大している「掃除機(クリーナー)」だ。

アイリスオーヤマの「KIC-SLDCP5」(左、2018年6月20日発売予定)と、同時に発表した「KIC-BTP2」(右、2018年7月上旬発売予定)
アイリスオーヤマの「KIC-SLDCP5」(左、2018年6月20日発売予定)と、同時に発表した「KIC-BTP2」(右、2018年7月上旬発売予定)
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 掃除機では、一般的なキャニスター型に加えて、小型で収納せずに部屋に出しっぱなしにできるスティック型、アレルギー対策などで人気が高い布団専用型、共働き世帯を中心に普及するロボット型など、複数のタイプが登場している。1世帯で複数の掃除機を使い分けるケースも少なくない。市場拡大の可能性を秘めていると言えるだろう。

国内における掃除機市場の状況。スティック型とロボット掃除機は伸びが期待される
国内における掃除機市場の状況。スティック型とロボット掃除機は伸びが期待される
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 同社が注目したのは、ここ最近の海外メーカーの攻勢だ。2018年の国内掃除機市場における海外メーカーのシェアは、台数ベースで約3割(数量ベース)を占めるとみる。「海外メーカー品はデザインや格好良さで支持されているが、本当に日本の家庭やライフスタイルにマッチしているのか、疑問を感じた。日本は1人暮らしや2人暮らしが全世帯の60%を超えるマーケットだ。日本のライフスタイルに合った掃除機、そこにビジネスチャンスがあると考えた」(アイリスオーヤマ 家電事業部 執行役員統括事業部長 石垣達也氏)。

海外メーカーが約3割を占めるとみる
海外メーカーが約3割を占めるとみる
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 さらに、同社には「日用品・清掃用品メーカー」として掃除については長年開発を進めてきたという自負がある。日用品・清掃用品メーカーの視点に、大手家電メーカーからの中途採用技術者約50人を擁する「大阪R&Dセンター」による技術的な補完を加えることで、ユーザーの実利を見据えた製品が作れるとする。