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 トヨタ自動車の奥地弘章氏(常務役員)は 「自動運転技術への取組み」と題する講演を「CDNLive Japan 2018」(2018年7月20日に横浜市で日本ケイデンス・デザイン・システムズ社とイノテックが開催)で行った。自動運転の意義や実現技術の進展などを語った。

奥地弘章氏。日経 xTECHが撮影
奥地弘章氏。日経 xTECHが撮影
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 同氏によれば、自動車業界の自動運転への取り組みはずいぶんと前から始まっている。その1例として同氏は、1939年のニューヨーク万国博覧会で米General Motorsが見せた自動運転のビデオを紹介した。そんな歴史の長い自動運転に、最近、注目が集まるようになったのは、技術の進歩によって実現の可能性が高まったからだ。同氏によれば、3つの技術革新があったとする。①センサー(カメラやLiDARなど)の性能が高まったこと、②ハードウエア(GPUやFPGAなど)の処理能力が向上したこと、そして③ソフトウエア(自動運転基本アルゴリズムや機械学習など)が進展したこと、である。これらによって、クルマの周辺を3次元的に認識する機能が大きく向上して、自動運転の実現性が高まった。

3つの技術が進歩して、自動運転が現実味をおびた。トヨタのスライド
3つの技術が進歩して、自動運転が現実味をおびた。トヨタのスライド
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